マイコプラズマ肺炎とは


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■マイコプラズマ肺炎(感染症)とは?

風邪?いや、風邪じゃないかも!?

医者でも判断がつき難いと言われる「歩く肺炎」との異名も持つ、感染性の子供に多く起こる肺炎です。

・マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)という微生物による感染症で、気道に炎症が起こり、肺炎に発展したものです。症状は風邪の初期症状のような「頭痛・発熱」から、続いて「空咳」がひどくなっていきます。

・感染すると、マイコプラズマ肺炎、マイコプラズマ気管支炎などを発症します。

・すぐに症状が出ず潜伏期間を2〜3週間おいて発症するので、かかってすぐはわかりません。

・かかった人から出た、 くしゃみ、咳(せき)、痰(たん)からの飛沫(ひまつ)感染をします。

・一般に症状が軽いといわれていますが、細菌感染症の治療によく用いられる抗生物質である「ペニシリン」などが効きません。このことが通常の細菌性肺炎と異なるため、「異型肺炎」と呼ばれることがあります。

・流行は、特に若い人たちの間でよく起こります。発症は年間をとおして見られますが、秋から冬にかけて流行ることが多いです。

4-7 年毎に大きな流行が見られ、特に日本では、4年毎のオリンピック(夏季)の年に流行ったので、「オリンピック病」とまで呼ばれたこともありましたが、最近はそのような規則的な流行ではなくなっています。

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